長男 小1 ASD
次男 年中 ASD &ADHD
男兄弟を育児しております、SUMIです。
今回の内容は動画にしています。長い内容なので、読むのが面倒臭ければ動画でどうぞ
今回は、4歳次男が、発達障害、自閉症スペクトラム、そして、ADHDと診断されるまでの過程を書かせていただきたいと思います。
同じ特性があるからと言って、必ずしも発達障害であるとは限りませんので、ご理解の上、参考程度にご視聴いただきますよう、よろしくお願いします。
次男を妊娠中、特に問題もなく、すくすくとお腹の中で成長してくれました。
出産予定日から1週間経っても生まれてくる気配がなく、これ以上の妊娠継続は危険だということで、誘発入院となり、
誘発剤を使ってから6時間半。あっという間に生まれてきました。
1ヶ月過ぎから目が合うと笑うようになり、3ヶ月には声を出して笑うようになりました。
目もしっかりと見てくれるし、よく笑い、愛想の良い赤ちゃん時代でした。
身体機能面の発達は、3ヶ月半で首が座り、
4ヶ月半で寝返り。
6ヶ月でずり這い、
7ヶ月でつかまり立ち、
10ヶ月ではいはい、
1歳1ヶ月くらいから歩き出し、
定型発達通りで問題ありませんでした。
7ヶ月くらいには知らない人の顔を見ると不安がるような人見知りはありましたが、あまり激しい人見知りはなく、後追いも軽かった印象です。
手をぱちぱちすると、真似してぱちぱちしたり、はいどうぞ、バイバイなども出来て、コミュニケーション面の問題はありませんでした。
兄とキャイキャイと遊ぶ姿も見られるようになりました。
離乳食はあまり食べたがらない子で、口からベーベー出してしまったり、
嫌なものは投げつけてきたりと、
なかなか精神衛生上辛い離乳食ライフでしたが、全く食べないと言うことはなく、少しずつ食べられるものや、食べられる量も増えていきました。
一般的に言えば、好き嫌いの激しいタイプだったとは思います。
私が食べさせても食べないのでもう諦めて片付けようと思っていたところ、長男が食べさせてくれて、するとパクパク食べる。と言うことが何度かあったので、
困った時には長男に食べさせてもらっていました。
授乳については、10ヶ月くらいからだったと思いますが、夜寝てから朝まで一度も起きることなく、夜間の授乳がなくなりました。
私も寝てるからとわざわざ起こして飲ませることもしなかったので、そのまま自然に夜間断乳に至りました。
こちらの話す内容も少しずつ理解ができ始めてきていて、「おいで」など、簡単な言葉は理解している様子がありました。
1歳直前くらいから、意味のあるような言葉を喋り始めました。
「バイバイ」を「バーバー」と言ったり、「いないいなーい」と声をかけると、「ば!」と答えたりしはじめました。
名前を呼ぶと手をあげてお返事することもできるようになりました。
1歳になるまでの間に、発達について気になることは一切ありませんでした。
1歳になってすぐ、すでに夜間断乳が完了していたので、離乳食後のしていた授乳をやめてみたら、なんなく断乳が完了しました。
特に飲みたがることもなく、自然と断乳できました。
そして、断乳と同時に指吸いが始まりました。
今現在も指すいは続いており、右手の親指には立派な吸いだこが形成されています。
あとは、黄色い服を肌身離さず持ち運ぶようになりました。
元々は私が部屋着としてきていた、ロッキンジャパンのフェスTシャツなんですが、一緒に添い寝をしている時も、私がきているその服をさすっていたり、匂いをかいだりしていたので、これを持たせたら安心するかなーと思って渡した所、それがガッツリどハマりしまして、どこへ行くにも持ち歩き、触って感触を確かめたり、匂いをかいだりして過ごすようになりました。
そして最終形態、黄色い服の匂いを嗅ぎながら指を吸うと言う形に収まりまして、寝るときには必ずそのスタイルでないと寝られなくなりました。
1歳3ヶ月、私の職場復帰に合わせて、保育園に入園しました。
入園初日は教室に入るなり一目散におもちゃに向かって駆け出し、夢中になって遊び始め、そのまま保育園に置いていくような形で登園しました。
初日は2時間ほどの慣らし保育なので指定された時間にお迎えに行くと、少し眠そうな様子ながらお砂遊びをしていて、10時のおやつもしっかり食べたとのことでした。
しかし家に帰ってきてからが大荒れで、泣き叫び、転がり廻り、抱っこしてもおろしていてもご機嫌は最悪。ギャーギャー泣き叫ぶ時間が1時間ほど続きました。
次男と同時に年少さんとして入園した長男が朝からものすごく手がかかったので、
長男ばかりにかかりきりになって次男のケアを蔑ろにしてしまったことを反省し、
抱っこして丁寧に関わる時間を持ったところ、なんとか落ち着きましたが、
次男がこんなに荒れることは本当に珍しく、負担だったのだと思います。
登園2日目は朝から抱っこ抱っこで、長男と次男をダブル抱っこして朝の時間を過ごしました。朝保育園で次男とお別れするときには、ママとお別れだとちゃんと分かったらしく、大泣きをされました。
とはいえ、3日ほどで泣かなくなりました。しかし不安は不安なようで、しばらくは朝と帰宅後に抱っこをせがむことが増えました。
この頃は保育園でも家でもボールにどハマりしておりまして、ずっとボールを追いかけているような感じでした。
投げてはボールが転がったり跳ねたりする様子をじっと観察しているような姿が多くみられ、今思えば、興味の対象が狭かったり、興味のあるものにのめり込みやすいという特性がこの頃から出ていたのかなぁとも思います。
1歳4ヶ月頃にはボールのことを「ボーう」と呼べるようになって、毎日毎日「ボーうボーう」言ってました。
そして、1歳台はとにかく大変だった。
自宅のような、ベビーゲートやパーテーションなどで環境を整えている場所だとまだいいのですが、実家など、子供仕様の環境になっていない場所に行くと、とにかく引き出しを片っ端から開けて、中をいじって、止めても止めても1歳なんでまだ分からないし、大人が疲れる。
早めにイヤイヤ期も到来しまして、引き出し片っ端から開ける習性に加え、止められると大癇癪を起こすという地獄の期間が始まりました。
1歳の頃からかなり我が強いという印象があって、自分がしたいことが出来ない時に激しく泣くことが多くみられました。
外遊びが好きすぎて、靴を脱がせるたびにギャーギャー泣いたり、輪ゴムや小石などの細かい物が好きでよく持ちたがったのですが、口に入れると危ないので取り上げるとギャーギャー泣いたりと、思い出しただけでもげっそりする日々でした。
あとは、収集癖が始まりました。
どんぐりや松ぼっくりなどの木の実や、小石など、小さなものを集めるのがとても好きなようで、黙々と拾って、なかなか家に帰ってくれないと言うことは多々ありました。
かなり手がかかって大変な日々でしたが、1歳児なのでいやいや言うのは当たり前だし、言うこと聞かないのも当たり前だし、好奇心旺盛なのは良いことだし、全く気にしていませんでした。
「好き嫌いや、自分の意思がはっきりしている子」と言う印象でした。
長男が1歳半の頃は、外で遊んでいて踏切がなると、一目散に踏切に向かってダッシュしてしまったりと、多動な要素があったのですが、次男は基本的に家の敷地内で遊んでくれる感じで、敷地から飛び出していってしまうこともなかったので、多動性はなさそうだなぁ~とこの頃は感じていたくらいです。
言葉の発達も順調で、1歳半すぎに2語文も出ました。
次男は順調な言葉の発達ですが、長男は言葉の発達が遅く、かなり心配したと言う経験があったので、次男は言葉の遅れがないことにとても安心したのを覚えています。
我は強まるばかりですが、かわいいかわいい1歳児。
ご機嫌な時はかわいいかわいいで、癇癪もまだ、今思えば、序の口でした。
そんな中で迎えた2歳。
通っていた保育園の未満児クラスが廃止になり、他の保育園に移ることになりました。
今度入園することになったのは、企業に併設されている未満児専用の保育園で、生後3ヶ月の赤ちゃんから、入園前までの子供たちが同じ空間で過ごす保育園でした。
転園初日の朝は泣いたものの、長男のような過度な不安はなく、いや~と言って私の足にくっついたり、
離れる時には泣いたものの、お迎えに行った時には、「泣いたのは来た時だけで、すぐに泣き止み、一日元気に遊べました、給食もおかわりしてモリモリ食べました」と言われ、私が迎えに来たことにも気づかないほど夢中で遊んでいました。
2日目も登園時、不安そうに私の足にまとわりついてはきましたが、泣くことはなく登園し、早期に保育園に馴染んだように見受けられました。
相変わらずボールが大好きで、転園した保育園でもボール遊びをよくしていました。
工作などにも興味津々で、手形とりや、絵の具を使った工作遊びなどは夢中になってやっていると言われました。
言葉も順調に増え、言葉でのやりとりも円滑になっていきました。
同時にこだわりが出現し、お気に入りの服を2日に1回は着たり、緑色のものを収集し始めたりといった姿が見られるようになりましたが、
長男ほどの強いこだわりではなかった上に、2歳=いやいや期 と思えば、気にならない程度のこだわりでした。
いやいやはどんどん加速し、小さなことでの癇癪は増えていきました。
子供に合わせた環境になっていない実家へ行った時の苦労は1歳の頃に比べて倍増し、
5秒に1回いたずらをしていると言う感じでした。
コンロをいじり、
注意をしたら逃げ出し、
食器棚をあけ、
注意をしたら逃げ出し、
逃げて行った先で障子を破り、
網戸を薙ぎ倒し、
マッチをばらまき、
家の外へそーっと出ようとしていたりと、
子供から目が離せない状態でした。
癇癪の時は、だっこだっこと言うので抱っこしても反り返って怒り狂い、抱っこから下ろしても転がり回って怒り狂う。
兄におもちゃを取られて地団駄を踏んで怒り狂う。金切声をあげて叫ぶ。
そんなことは日常茶飯事でした。
家族で過ごすときにはお外で一切手を繋いでくれず、つなぐと癇癪を起こしたり、道路に座り込んでストライキをしたりと言う姿がありましたが、
保育園ではロープをしっかりと握り、列にしっかりと並んでお散歩もしていたようです。
どうナットねん。
転園して2~3ヶ月ほどたったころ、次男は2歳半を迎えたのですが、いきなり吃音が出現しました。
それまでペラペラと喋っていたおしゃべりもしなくなり、いっときは一切意味のある言葉を喋らなくなったことから、受診もしました。
吃音については詳しくは別の記事にまとめているので、そちらの動画を参考にしていただければと思いますが、
言葉が増えてくる2歳半という年齢に加えて、転園による環境変化が負担になって吃音が出現したと思われます。
吃音は悪化したり落ち着いたりという波がありながらも、2歳と言う年齢も鑑みて継続的な受診は必要ないと判断され、一旦受診は終了しました。
吃音以外の発達は順調でした。細々としたことが大好きで、黙々と作業をして集中して遊ぶことの多い次男は、コートのチャックを自分で閉められるようになったり、締めにくい箱を開け閉めしていたりと、こんな細かいことが、もう出来るようになったの!?と驚くことが多くありました。
トイトレも保育園のおかげもあって順調に進み、大した苦労もなく3歳前におむつが外れました。
2歳を過ぎてからは朝おむつが濡れていることがほぼなくなり、夜間のおむつも気づいたら外れたと言う感じでした。
長男は、興味のないことは一切やりたがらないがために、出来ることが少なかったタイプで、日常生活で必要なお着替えやらお箸を握ることやら、いろいろなことをやらせるのが大変だったのですが、
次男はいろいろなことに興味をもち、挑戦してくれるので、お着替えも、スプーンなどを使って食べることも、難なく出来るようになりました。
癇癪は激し目でしたが、長男に比べてこだわりも少なく、長男のような常道運動もなく、興味の偏りも長男ほど激しくなく、多動性も気になリませんでした。
が、今思えば、もうすでに多動は始まっていた気がします。道路に飛び出そうとしたり、実家へ行った時の様子を思えば、多分多動でした。が、気にもしていませんでした。
この頃にはすでに長男は発達障害と診断されていたので、長男が2歳だった頃の様子といろいろ比較し、次男が発達障害だとは全く疑っていませんでした。
ただ、我が強いのは相変わらずで、3歳になっても絶賛いやいや期と言う感じで、やりたいことが出来なかったり、欲しいもの(例えば、細かいもので口に入れてしまうもの)などを取り上げられると、激し目に癇癪を起こしました。
興味の対象は、ボールから徐々に電車へ移行し、新幹線が大好きになりました。
3月になると、また長男と同じ保育園に通えると言うことをとても楽しみにしていて、「そうちゃんと一緒の保育園にいく?そっちの保育園に行きたい!!」と言うようになりました。
そして、4月になり、1歳の時に通っていた、長男と同じ保育園に入園しました。
入園式はびっくりするほどスムーズで、入園式開始まで勝手に遊んでいてくれて、式の間はいいこにお座りができ、その後の保護者総会の間は親と離れて教室で過ごすのですが、もう3年通った保育園みたいな顔して余裕綽々で教室で過ごせました。
なんの苦労もなく、一切の不安感もなく、翌日の初登園も、自ら「おかえりー!!」とトンチンカンな挨拶をして、同級生たちが泣き叫んでいる中、意気揚々と教室に入っていきました。
新しいお友達ともすぐ馴染み、名前をよく覚えてきて、同じクラスの子を見かけると、おーい!!誰々クーーん!!!と遠くからでも大きな声でよび、駆け寄っていって一緒に遊んでいました。
次男の対人関係の困難さは私自身は全く感じておらず、むしろクラスの人気者というか、
同級生のママさんにも「うちの子は家で永ちゃん永ちゃんといって瑛ちゃんの話をよくする」
という話を複数のママさんから聞いたり、
クラスのお友達も「えーちゃんえーちゃん」とよく次男に声をかけてきてくれたので、次男には不思議な魅力があるというか、コミュニケーション能力がかなり高い方だと思っていました。
吃音はというと、悪化したり改善したり、波がありながらも継続したいたので、保育園に月1で言語聴覚士さんが巡回相談に来るときに見て欲しいと、前もってお願いをしてありました。
5月、早速次男をSTさんが見てくれました。
見てもらった結果、次男は、「とっても賢い。そして、せっかちだ」と言われました。
保育園での様子は、先生が今日やることを提示すると、示された途端にすぐに始めて、早く終わらせたい。話は最後まで聞かず、さっさとやる。待つとか、我慢とかはできない。
吃音も、話す言葉が頭の中でまとまっていないうちから話し始めてしまうので、吃音と言う症状となって出ている。と言われました。
そして、意外と環境の変化を敏感に感じ取り、緊張するタイプだとも言われました。
入園後、また環境が変わって、吃音が悪化したのですが、緊張していたっぽいです。
そして、そんな次男には、リラックスして過ごせる時間を作ることと、安心して過ごせるように環境を整えること。とアドバイスをいただき、意識して生活をするようになりました。
意識して抱っこする機会を増やしたり、黄色い服の匂いを嗅いで指を吸うスタイルで安心感を得ているような感じなので、それを黙認することにしました。
保育園では、刺激が多すぎると全てを理解しようとしてキャパオーバーになってしまうと言われたので、刺激量を調整したり、次男のペースで生活することをサポートしてくれることとなりました。
そうSTさんに言われてから気になり出したのですが、
次男は目に飛び込んでくる刺激に対してすごく用意に反応する節がありました。
小石が目に入ると、集めずにはいられなかったり、風船やボールが目に入ると、他にやるべきことがあっても、一目散に駆け出してしまう。
その上、欲しいものが手に入らないと癇癪を起こす。
と言うことで、自宅でも、次男を刺激しそうなものが目に入らないように片付けたりと、とにかく見えないところに隠すように気をつけました。
夏になると、保育園にカエルが大量発生するわけですが、カエルを捕まえないと教室に入ってくれない。と言う現象が起き始めました。
毎朝血眼になってカエルを捕獲し、そのカエルを手に教室に入る。
カエルがいない日は地獄で、わたしも仕事に出勤するためのタイムリミットがあるので、カエルが欲しいと泣き叫ぶ次男を抱え、先生に押し付けるような形で登園することが増えました。
そんなこんなで、年少さんとして入園したので、集団行動が求められるようになったわけですが、その集団行動がうまく取れないことを指摘されることが多々ありました。
例えば、長男が年長さんのクラスにいるのですが、
次男が教室から脱走して、長男のクラスに遊びに行ってしまう。
この教室からの脱走劇は、本当に毎日毎日繰り返されておりました。
朝保育園に送るときには、次男の教室に行ってから長男の教室に行っていたのですが、一度教室に入ったはずの次男がテラスをかけぬけて長男のクラスに必ずくるし、
迎えに行った時も、テラスを駆け抜けていく次男を何度も目にしました。
そのたびに次男の担任の先生が追いかけてきてくれて、それを楽しんでいるような節もあったり、長男のクラスの先生も、毎日繰り返されるこの茶番に慣れている様子で、次男を捕まえてくれたり、長男のクラスのお友達も、「あ、またえーちゃんがきたー!」と温かく迎えてくれていました。
他にも、みんなと工作などの課題をやっていても、自分がもう終わり、と満足すると、やる気を失い、他のことを初めてしまったり、遊戯室に一人立てこもって教室に戻ってこなかったり。
全体の動きに合わせられず、単独での行動を取ることは多々ありました。
お遊戯会や、運動会のときにはそれが本当に顕著に見られ、
運動会の列から脱走して一人滑り台に登って籠城したり、
ダンスの時間に観客席に来てしまったり。
かけっこの時には、小石集めに夢中になっていて、ポケット両方が小石でパンパンで、
スタートのピストルがなっても小石が名残惜しく、最後の一つを拾ってポケットに入れてから、パンパンになったポケットを抑えてそろりそろりと進んでゴールしました。
お遊戯会の最中には、歌を歌うときなどは全体と一緒にできるのですが、待っている時間などに離席してしまうようで、その場にとどまれるように、出番以外のときには先生が個別について、そっとおもちゃを渡してくれたりと個別に対応をしてもらっていました。
対人関係にも難があると指摘されました。
次男は緑大好きな上に収集癖があるわけですが、緑のブロックを集めていて、それをお友達が持って行ってしまうと癇癪を起こし、時にはお友達を叩いてしまうこともありました。
入園当初は、お友達に自分から近づいていって一緒に遊ぼうとする姿が見られたようですが、夏休み明けから、友達と過剰に距離を取るようになったと言われました。
衝動的な行動も指摘されるようになり、
ちょうちょが飛んでいると、追いかけて裸足で園庭に飛び出してしまったり、
カエルを持っているときに声をかけられ、びっくりしてカエルを口に入れようとしてたり、
スイカを食べるごっこをしていて、テンションが上がり過ぎたのか、実際にお友達の腕に齧り付いてしまったりしました。
秋になると、保育園に行くのを嫌がるようになりました。保育園でも、「ママがいいママがいい」と言って泣いてしまうことがあるようでした。
以前は保育園の駐車場でお友達を見つけると「誰々ちゃーん!!おーい!!」と大きな声で呼びながら駆け寄っていき、お友達と登園していたのが、最近はお友達が近寄ってくると「だめ!!誰々ちゃんばつ!!いや!!」と拒絶するようにもなりました。
夏休み前までは保育園も喜んで行っていたし、社交的でコミュ力お化けだった次男が、夏休みが開けた途端、一体どうしてしまったのだろう?と思っていました。
家では、衝動的な行動に加え、とにかく言うことを聞かないことにヤキモキすることも増えました。
次男が持っているものを「渡して」と言うと、一目散に逃げて行ったり、くしゃみをして鼻水が出たのでティッシュを持ってくるから待っててね~袖で拭かないでね~と言ったのを聞いてから袖で拭いたり、
手を洗った後にお手拭きで拭いてと言ったのを聞いてから、わざわざ私の顔を見ながら「服で拭いてるよー」と言うのをアピールしながら服で手をゴシゴシ拭いたり、
キぃぃぃぃ腹たつーーー!!!!!!ほんっとに言うこと聞かねーやつー!!!!コンニャロー!!
とヤキモキすることが多々ありました。ちなみに、もちろん性格は現在進行形です。
そして、10月。
集団行動が難しいことや、衝動的な行動から安全面の確保の仕方などを相談したいと保育園から打診があり、STさんの巡回相談を再度受けることになりました。
STさんは、「次男くんは刺激に対して敏感な子だから、自分で刺激の量を調整しているように見える」と言ってしましたが、保育園でも少しつらそうに見えると言われました
お友達を避けて距離を置いているのは、刺激量を調整しているのではないか、とのことでした。
緊張が高まりやすいタイプの子で、そのせいで吃音も出ているわけなのですが、刺激に敏感で緊張が高まっている状態が現状だとのことです。
様子が変わってきたのが夏休み明けからなので、そのSTさん曰く、運動会の練習などが始まる中で、それが次男の負担になっているのではないかとのことでした。
運動会では決められたタイミングで決められたことをしなければなりません。待つときは待たなければならないし、用意どんに合わせて動かなければならない。
どんぐり広いなど、ほかにやりたいことがあるのに、運動会の順番を待つことを強要されたりするため、自分の意思が通らないことに対して疲れてしまっているのではないかと言われました。
また、STさん曰く、自己肯定感が低くなっているようにも見えると言われてしまいました。
癇癪が多かったり、集団行動が苦手な中で、注意されたり叱られたりすることが多く、自己肯定感が下がってしまった可能性があります
その上で、STさんから
次男に発達外来を受診してもらって、保育園での対応のアドバイスをもらってきて欲しいと打診があり、発達外来を受診するに至りました。
そして、ついた診断が、自閉症スペクトラム障害(ASD)と、注意欠如・多動症である(ADHD)という発達障害でした。
以上、次男が、発達障害と診断されるまでの発達の経過についてお話しさせてもらいました。
次男と同じような発達特性を持ち合わせていても、日常生活の困難さがなければ「障害」とは診断されないこともあるそうです。
また、同じ「自閉症スペクトラム」や「ADHD」でも、特性の出方は人それぞれで、次男とは全く違う性格だったり特性を持ち合わせていても、同じ診断名になることもありますので、
次男と同じだからとか、違うから、とかで自己判断するのではなく、発達について心配事があれば各相談窓口にまず相談することをお勧めします。
発達障害と診断されたくないから発達外来に行きたくない。と思われる方も一定数おられるかとは思いますが、私自身、長男と次男が発達外来にお世話になっている中で、
その都度困り事を相談し、アドバイスをもらい、それを生活の中で実践する中で、私自身の育児も楽になったし、何よりも子供たち本人が、落ちかけていた自己肯定感が回復したり、友達に対して過剰にとっていた距離が、また縮んできたりなど、目に見えた改善を目の当たりにして、発達外来にいき、診断をもらってよかったなぁと思っています。
なので、発達障害に対する偏見を一度捨ててみてはいかがでしょうか?
長男・次男とも、発達障害があるが故の素晴らしい才能があります。それも他の動画にまとめていますので、ぜひみていただければ嬉しいです。
もちろん育児する中で大変なことも多く、もう嫌だ、無理だ、なんで私ばっかりこんな思いをしなければいけないのかと、心折れる瞬間も、少なからずあります。
育児が大変で、辛くて、泣いたことも1度や2度ではありません。
でも、今のこの瞬間が、十年後の自分の宝物になっていると信じて、挫折しても、心粉々に打ち砕かれても、その都度前を向いて頑張って行けたらいいなと思います。
少しでも育児が楽になるようにと色々と工夫もしているので、そちらの動画もみて頂き、もし、参考になれば嬉しいです
最後まで読んでいただきありがとうございました。
長男Z会頑張ってます!まじ良問の宝庫
保育園児次男はスマイルゼミを活用中
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電動歯ブラシで磨くようになってから自分磨きをめっちゃしてくれるようになりました
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