こんにちはー!
4歳オーちゃんと2歳イーちゃんの兄弟を育児しております、すみちゃんです!
居間までの話はこちらから↓
前回の受診で、自閉症スペクトラム(以下ASD)の診断がついたオーちゃん。
そこで、先生に「何か聞きたいことはありますか?」と言われたので、
オーちゃんのトラウマ問題を相談してみました。
オーちゃんのトラウマ問題とは、
一度お風呂で転んだら、その後お風呂に入るときに泣き叫ぶようになったとか、

インフルエンザの検査をした病院に行くと泣き叫ぶとか、

他にもオカン抜きで義実家に行けなくなったり、
ごはんの終わりの時間を決めると余計焦って食べれなくなったりと
まあ色々あるんですが、
トラウマ→パニック→オーちゃんも家族も大変!!

ということが多々あるので、どうしたらいいのか聞いてみました。
先生の回答がこちら。

まずは、出来るだけトラウマを作らないようにする。
そのためには、前もって説明しておくことが大切だそうです。
以前ちゃんと説明せずに、オトンと二人で義実家に行ったことが原因でトラウマになったことがありました。
「今日はパパと二人で義実家で結婚式に行くんだよ。
イーちゃんはお熱だから、ママとイーちゃんは来ないよ。」
と説明しておくべきでした。
きちんと説明し、心づもりを作ることでトラウマを作ることを防げるということだそうです。
しかし、想定外のことでトラウマが出来てしまうことはあり得ます。
先生曰く、
ASDの子は他の子よりもトラウマを持ちやすいそうですので。

苦労しがちやで~~。
で、実際トラウマを作ってしまったらどうすればいいのか。
それは、周りの大人がフォローしながら成功体験を積ませて克服に導くことだそうです。
お風呂で足を滑らせて怖い思いをしたことがトラウマになっているようであれば、
じゃあ抱っこして入ってみよう。
手を繋いで入ってみよう。
どこかに掴まって入ってみよう。
という感じで、少しずつ段階を踏んで「出来た」という体験を積ませてあげる。

そして、出来たことを存分に褒め、「大丈夫なんだ」という気持ちにさせてあげる。
そうすることで、少しずつトラウマを克服することが出来るそうです。
実際オーちゃんもそうやってお風呂のトラウマを脱し、今では普通に入ってます。
「ほら、みてー!お風呂にお尻つけたよ~」と報告してくれるまで成長しました。←報告内容可愛すぎか。
もう一つ、相談したことがありまして、それは
聞く力について。

実際、長めの文章をまだ理解出来ていない様子。
オーちゃんが探し物をしている時に、
「和室のジャングルジムと押し入れのあいだに落ちてたよ!」
と伝えたのですが、

全然理解出来ませんでした。
ということで、どうやったら聞く力が伸びるのかを聞きました。
聞く力って、生きていく上でとっても大切になってくると思うんですよね。
それに対する先生の回答がこちら。

短く分かりやすい言葉で伝えろ。
そもそも長い文は理解出来ていないのだから、理解できないこと話していても成長しない。
短い文を聞き、理解するという経験の積み重ねで、聴く力は少しずつ伸びていく。
また、抽象的な言葉は理解しづらい。

理解出来ていない様子だったら、他の言葉に言い換えて少しずつ語彙を増やしていく。
そして、言葉に加えて

視覚的に示す。
ASDの子は、視覚的な理解が優れている場合が多いのです。
分からない言葉でも視覚で分かれば、こういう時はこういう言葉で表現するのだということが理解でき、言葉の理解を促すことが出来る。
だそうです。
あとは、これは医者に言われたわけではないのですが、絶対に効果があると思ってやっていることが、

絵本の読み聞かせ。
一時期サボり気味だったのですが、
診断もついたし、語彙の能力が低かったこともあって、これから毎日読み聞かせることに決めました。
1日3~10冊、(子どもたちの集中具合で量を調整)
寝る前に読み聞かせてます。
たくさん読んであげたい絵本があって、とてもじゃないけど買い切れないので、
図書館に行って10~15冊くらい借りてきています。
図書館、まじヘブン。
無料とか最高かよって感じです。
他にも、我が家ではラジオをかけたりしてます。

ラジオって聞くとめっちゃ昭和ですけど、
スマートスピーカーからラジオをかけているので令和です。現代的です。
この前車を運転しているときにラジオを聞いていたら流れてきた内容なのですが、
ラジオを聞く人と聞かない人を比較したところ、
ラジオを聞く人の方が記憶・聴覚・理解を司る脳領域が発達しているんだそうです!!!!!
聞く力を育てるってことは、聴覚の脳領域を育てるってことだと思うので、
だったらラジオってうってつけなんじゃないの!?
ってことでラジオをつけてるのですが、
これは専門家に言われたわけではなく、自己流なので効果はいかほどか分かりませんが、参考までに。
自己流と言えばもう一つ、

しりとり。
病院の待合室とか、お店でご飯食べる時に待ってる時間とか、
空き時間でじっとしていて欲しいときにやってます。
これ、結構やるたびにオーちゃんの言葉が増えてることにびっくり。

成長を感じることが出来ます。
この前までは言えなかった単語がポロっと出たりして感動します。
ASDのお子さんをお持ちの方々、子どもの可能性を伸ばすため、共に頑張りましょう~!!
この本も読んでみました。
男の子は女の子に比べて聞いて理解するのが苦手と言いますが、ASDだと特にその特性が強くなると思います。
とっても分かりやすいし読みやすい。オススメです。
コメント