こんにちはー!
4歳オーちゃんと、2歳イーちゃんの兄弟を育児しております、すみちゃんです!
今回もオーちゃんの自閉症スペクトラムがらみのブログです。
今までの話はこちらから↓
3回にわたるリハビリでの検査を終え、やっと2度目の診察にこぎつけました。
今回の診察には園長先生・担任のミサキ先生も同行してもらい、保育園での生活へのアドバイスも一緒にもらいます。

診察室に入り、まず担当医がオーちゃんと話をしたのですが、

集中力が皆無すぎる。
「ねー!遊んでいいの?」
つって遊ぶ気満々で、気もそぞろ。
保育園のクラスの名前や、担任の先生の名前などは答えられたのですが、あまりの気のそれ具合に、

お医者さんも諦めておりました。
さてさて、前回の診察はまだ進級前だったので、進級後の保育園の様子を聞かれたのですが、
年少の様子も分かっている園長先生が答えてくれて、

「本当に成長しました!」と何度も言ってくれて嬉しかった。
年少の時は不安なことがあるとパニックになり、それが長くつづく様子が見られたのですが、
年中になってからは、不安な様子はありながらも、気持ちの切り替えがかなり早くなって、自分の中で納得して取り組めている様子があります。
とのこと。
現在、集団の中で保育園生活が送れています。
担任のミサキ先生も、前もって説明するなどの対策を行っている事を話してくれました。
さあ、それでは、3回にわたって受けてきた検査結果の発表でございます。
まずはじめに、IQから。
WIPPSI-Ⅲという、4歳~7歳を対象にした知能検査を受けていたらしいです。
IQの標準は100。
80以下になると、低い境界域。
70以下になると、知能が低いということになります。
さあ、オーちゃんのIQは……!!!!

78!!!

ッカーーーン!!!!
ひくぅぅぅ~い
低いやんけー!どうすんねんこれー!!!!!
また、絵を見ながらの語彙検査の結果も、

3歳0か月相当との結果でした。
低いぃぃぃぃぃぃぃ。
この年齢の1歳って結構デカイでぇぇ。
結構しゃべれるようになってると思ってたのにぃぃぃぃ。
ここで、先生が補足説明。
「課題理解面は意図の捉えの弱さ、概念理解の弱さ、
マイワールドによる不十分な課題が多くありました。(時計や電車の話に夢中になってしまったことだと思う)
注意が逸れてしまうことによる指示入力が出来ていない様子もありました。
語彙能力では興味のある事柄(電車など)での語彙の多さはありますが、絵画語彙発達検査3歳レベルとの結果から、興味によるデコボコがあると考えられます。
また、聴覚よりも視覚優位なことも窺われました。
まぁ、一言で言うと、

好きなことはものすごくよく言葉も覚えるけど、興味のないことはあまり覚えていないと。」
はい。おっしゃる通りです。
「ちなみにこの検査は一般的な内容を質問にしているので、オーちゃんにとって興味のあることを内容に盛り込むと、ものすごくIQが高く出ると思います。
なので、一応参考程度に見ておいてください。」

はい。
一般的な言葉の理解や、概念の理解は苦手ですが、
だからといって知能の遅れがあるとははっきりと言えないって感じでしょうか。
さあ、
お次はADHD(注意欠陥・多動)の評価なのですが、

ADHD特性は低いとの結果。
ただし、検査の様子などから
「検査時の易刺激性な様子や耐久性の低さから部分的にあり」
と追記がありました。
でもまぁ、これはねぇ。

4歳男子なんて大抵じっと座ってなんてられないし、(←オカンの偏見)
逆に自分の興味のあることだったらじっと座ってやるし。(タブレット学習大好き)
「易刺激性」って書かれてるけど、こだわりとかから来るものな気がする~。(オカンの勝手な見解)
ホントカヨ。
まぁ、ADHDはいいのよ。これは別に心配していない。
問題は、ASD!!(自閉症スペクトラム)
さあ、
ASDの検査結果は、

ASD特性強い!!!!
やっぱりな!!!!!!
もうね、誰も異論なし。
「でしょうね。」の一言。
先生から、

「自閉症スペクトラム障害と診断しますが、よろしいですか?」
とお伺いをたてられました。
私が診断つけられるのが嫌と言ったところで、オーちゃんがASDの特性持ってることは変わらないので、
どうぞ診断してくださいって感じですけど。
実際に診断を付けるとショックを受ける親御さんもいらっしゃるだろうから、先生ならではの配慮だったのかもしれません。
まあ、ショックを受ける親御さんの気持ちも分かります。大事な子どものことですからね。心配になります。
ということで、
「自閉症スペクトラム障害と診断しますが、よろしいですか?」

「はい。そうでしょうね。って感じです。」
と答えました。
先生もほっとした顔してました。先生も大変です。
さあ、診断はついた。
問題はオーちゃんがASDであることではない。
今後どうしていくかということだ。
保育園では、17人クラスに先生が2人。
特にオーちゃんに加配の先生がついてくれているわけではありません。
しかし、年中に進学してから特に大きな問題なく集団生活の中で過ごせており、
本人も

って言っております。
この前なんて、
「今日土曜日?保育園休み?嫌だ。オーちゃん、保育園大好きだもん」
って言われまして、
今まで保育園休みで喜んだことはあったけど、残念がったのは初めてなので超びっくりしました。
ということで、今後も加配はつけず、現体制でいくことに。
また、今もすでに先生たちがやってくれているのですが、
・予定を教えて安心できるようにしてあげる
・不安そうなときは先生が付き添ってくれる
・本人が不安で嫌がることには少しずつ慣れるように個別に対応してくれる。
というフォローを継続して行ってくれることになりました。
家でも
・予定を前もって伝える
・朝の支度をある程度ルーティン化する
・視覚的に分かりやすく示すなど、オーちゃんが分かりやすい方法で示す
・譲れるこだわりは尊重する
というような感じで、今もやっている対応を継続していきます。
そして病院の方では、月に1回OTのリハビリを受けることになりました。
目的は
・手先の不器用さを改善する
・興味のない課題にも、気持ちに折り合いをつけて少しずつ取り組めるようにする
ということで、ざっくり言うと小学校の進級に向けたフォローをしてくれるみたいです。
園長先生から、年長の8月に就学準備始まるので、
その前にもう一度検査を行い、教育委員会と情報を共有して就学へつなげていけるようにしてほしいという話がありました。
ということで、来年の5月頃にもう一度検査を受けることになりそうです。
来年にはWISCという別のIQ検査が受けられるようになっているとかなんとか言ってました。
診断がついたことにより、病院・保育園・家族が同じ認識を持ち、様々な方向からオーちゃんをフォローする体制が整いました。
保育園・病院で「苦手」フォローしてくれると思うので、
家では思う存分「得意」を伸ばしてあげられるようにしようかな~と思っています。
ということで、こんな本買ってみた。
まだ届いていないのですが、どんな内容なのか楽しみです。
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