こんにちはー!
4歳オーちゃんと2歳イーちゃんの兄弟を育児しております、すみちゃんです!
オーちゃんですけれども、自閉症スペクトラム(以下ASD)の疑いがあるということで、
色々ありまして、病院受診しております。
(詳しくはこちら↓)
医師の診察の後、とりあえずどの程度ASDの特性を持ち合わせているのかをみるために
リハビリの検査を受けることになりました。
で、初回の診察から1か月以上たった今、やっと1回目の検査がありました!!
しかも、検査はなんと1時間40分の予定!!!!
そんなにオーちゃん検査大人しく受けれるのかしら……
心・配!!!!
だったので、検査の前に
ご褒美を仕込んでおきました。
オーちゃん、ニンジンぶら下げると頑張れるタイプやから。
さてさて、いざ、出発。
本日は言語聴覚士(ST)による検査。
マスクをしていても鼻がシュっとしているのが分かる、 超美人のSTさんが担当してくれました。
もうね、オーちゃん、病院行くときめちゃくちゃビビってまして、
「ねぇ、痛い事されない?痛いこと無し?お話するだけ?」
と言ってオカンの足にくっついていたのですが、
STの個室に入ってサイコロを出してもらった途端
ピンピンしだしました。
さてさて、私は私でチェック項目形式の検査表を記入。
発達がどの程度の段階にあるのか、日々の生活の中でASD特有の特性がどの程度あるのかをたずねるような検査表でした。
その隣でオーちゃんはSTさんによる検査です。
まずは挨拶!!
ちゃんとできました。
が、その後がオーちゃん!!
おしゃべりしてくれる人と見ると、電車の話をせずにはいられない男!!!!!
まぁええわ。
なんとか話を一区切りして、色んな検査が始まったのですが、
要所要所で
自分の好きな話に夢中になってしまうオーちゃん。
STさんが検査に戻そうとしても、
アカーン!!!!!
好きな話をしている時は、人の話が耳に入って来ない男!!!!
面倒くさいわ~絶対彼氏にしたくないタイプやわ~(まだ早い)
しかしまぁ、一度検査にシフトチェンジできれば
ものすごい一生懸命やってました。
え!?オーちゃん!?そんなこと出来るようになってたの!?!?
って思うことまであって。
例えば、「マークの中に、決められたしるしを書きましょう。」みたいなやつ。
これ、10問くらいちゃんと出来たんです!!!!
鉛筆握るのが嫌いなオーちゃんが!!!!!!
ちゃんと、マークの中に正しいしるしを書き込めたんです!!!!!
すごいやん~こんなちゃんと出来ると全く思って無くて、びっくり。
成長を感じた。
が、10問終わると、
急にマイワールド突入。
急にセリフみたいなんを言い出して、殴り書きしはじめてしまったので終了しました(爆)
検査の内容に大好きな時計が出てくると、
必ず数字を全て読み上げるという儀式を挟んだり、
先生がリングノートみたいな冊子を取り出すたびに、
リングの数を数えるという儀式をするあたりがオーちゃんらしいですが、
パズルも一生懸命やったし、
時々電車の話に夢中になりながらも、自分の話がひと段落して先生の話を聞く体制に入ればスムーズに検査できて
1時間40分かけて
ちゃんと最後の検査まで辿り着くことが出来ました!!!!!
めっちゃくちゃ頑張ってました!!!!!
途中4回くらい
「なんか、疲れる。」
って言うてたけど。
ほんっと、それな。って感じでしたわ。
頭使う内容ばっかりだったので、そら疲れるわ。
でも最後までよく頑張りました!!!!
無事全て検査が終わって、
ごほうびのララクラッシュ食べられて。
ほんっとうによく頑張ったわ!!!!
えらかった。
この検査、もう途中でイヤになって部屋から出てっちゃったり、全然最後まで辿り着けずに終わっちゃうことが多々ある検査らしいのですが、
そらそうやわ。この検査やるの、子どもも大変やで。と思うような内容でした。
具体的な内容としましては、
知能がどの程度発達しているのかを見る内容だったように思います。
パズルや、キューブの絵合わせもやりました。
ちょうど家にある、脳活キューブと同じものを使って、STさんが作ったものを作れるか、絵と同じものが作れるか、と言う検査など。
出来たら難易度を上げていって、どの難易度まで作れるのか、というのを見ているような感じでした。
物の名前をどの程度理解しているかの検査もありました。絵を見て、指示された物の名前を答えたり。
あとは、聴覚的な理解がどの程度出来ているのか。自分の言葉で説明できるか。
「子どもだけで遠くへ行っちゃだめなのはどうしてだと思う?」
「車にひかれちゃうから!」
こんな感じのオープンクエッションで何問かの質問をされていました。
また、絵を見ながら「もじゃもじゃはどれ?ふわふわはどれ?」とか。
絵を使って、視覚的な情報が理解できるかの検査もありました。
ASDの特性を見るための内容もありました。
物事を大きなカテゴリーでとらえられるかの検査をいくつかしたのが印象的です。
大きなカテゴリーとは、
うさぎ・ねこ・いぬ・ぞうは「動物」
車・電車・ふね・飛行機は「のりもの」
とかそんな感じのヤツ。ASDの人は、物事を大きなカテゴリーでとらえるのが苦手らしいので、それをみる検査だと思います。
「果物の名前を教えて?」
「リンゴは果物?」
など、オープンクエッションとクローズドクエッションでの聴覚的な質問。
あとは、絵を見せて
「同じ仲間はどれだと思う?」
と、視覚的な質問。
同じ内容の質問を、耳で聞くのと、目で見るのとで何度がやり方を変えて聞かれていました。
また、絵を見て、その中で欠けている部分を見付ける検査も。
まぁぁとにかく、4歳が1時間40分机に向かって色々やるんだから、
大変ですわ。
よく頑張りました!!
その一言に尽きます。
親としては、ただで幼児教室に通わせたような感じの内容でした。(我が市町村は子どもの医療費無料)
そんでもって、検査はこれで終わりではない。
あと2回もあるらしい。
今後は作業療法士さんによる検査。
頑張れオーちゃん!!
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